【FX/CFD投資 週次報告-68】25年1月13日~1月17日の運用実績

FX

みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びFXとCFDでリピート系の投資を行っています。

2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別のブログにまとめています。

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今回は、25年1月13日~年1月17日FX/CFD運用実績について報告します。

本稿の目的は下記となります。

  • 今週の運用実績を軽く振り返っておきたい
  • 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載の方針に沿っているか確認したい
  • 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針に反映する

FX投資の詳しい投資方針&KPIについては、こちらのリンクを参照してください。

atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。

スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系(FX)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系(CFD)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

2025年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。

それでは、本稿の目次は下記となります。

  1. 運用実績(未使用率、運用益)
  2. 口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)
  3. リピート系(安定性の確認)
  4. まとめ
  5. おまけ(スワップ系(低リスク)投資についての検証)

運用実績(未使用率、運用益)

それでは、今週の運用実績を見ていきましょう。

atabowsは、スワップ系に関しては、ヒロセ通商セントラル短資外貨exで取引をしています。また、リピート系に関しては、FXは松井証券で、CFDは外貨exで取引をしています。

まず最初に、未使用率を確認しておきます。

スワップ系は40.7%、リピート系全体では34.9%、その内訳としてFXは35.1%、CFDは34.6%、合計では36.9%といずれもKPIをクリアしています。

次に運用益です。今週のスワップ系とリピート系の合計運用益は、33,819円となりました。直近の4週平均と比べます。

スワップ系に関して、4週平均比110%と平均をやや上回る結果となりました。これは、今週初めにセントラル短資のMXN/JPYを手仕舞いして、ヒロセ通商のTRY/JPYとリピート系(FX)に資金を振り分けたことによります。具体的には、スワップポイントは先週比+3,500円となりました。

リピート系に関して、こちらも平均をやや上回る109%という結果となりました。リピート系(FX)に対して、上述の資金を活用してUSD/JPYのレンジ内追加設定を行いましたが、追加分の決済はありませんでした。但し、新規としては建玉が入りましたので、来週以降決済されてくると思います。一回あたりの決済が100円と少額なので、ある程度まとまった期間を経てから検証してみたいと思います。

合計に関して、4週平均比110%と、こちらも平均をやや上回る結果となりました。また、週間利益の目安である33,000~44,000円*のレンジ下限をギリギリ超える結果となりました。

*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。

取引口座別の週間利益の推移を棒グラフに、直近3ヶ月(13週)の平均を折れ線グラフに表します。また、記載の金額は、今週の実績と過去最高時の運用益金額となります。

直近3ヶ月(13週)の平均に関しては、短期的には上下動(好不調)を繰り返しながらも、長期的には右肩上がりになっていくことを期待しています。

口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)

評価損益、口座清算価値、総資産も確認しておきます。こちらはある程度長いスパンで比較したいので2024年初時と比較します。

atabowsは、評価損益をはじめとする資産額はKPIの対象にしていませんが、やはりマイナス評価よりプラス評価の方が嬉しいですよね。取引会社毎の評価損益の内訳やプラスとなっている理由については、月次報告でまとめていきたいと思いますが、週次報告では評価損益の内訳を確認しておきたいと思います。

評価損益は、各取引口座の為替差損益と、ヒロセ通商の未実現スワップポイントの合計金額となります。集計時点における未実現スワップポイントは155万円でしたので、為替差損益はプラス69万円(224万円-155万円)となりました。上述の通りセントラル短資を手仕舞いした際、271,820円の確定益(=先週までは評価益)が出ましたので、この分評価損益(=為替差損益)が減少しています。

毎週繰り返しになりますが、為替はコントロールできないですし、来週には差損益がマイナスになっているかもしれませんが、スワップポイントは着実に積みあがりますので、淡々と投資方針に従いながら継続運用していきたいと思います。

注記:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。

リピート系(安定性の確認)

24年の運用利回りを見ると、総じてリピート系の利回りがスワップ系の利回りより低いことから、リピート系の運用利回りの改善を図るために考察していきたいと思います。

ここで、リピート系投資において運用益を上げるための要素としては、下記の3点がポイントとなります。

  1. ボラティリティがある(日々の細かい値動きを刈り取る手法につき)
  2. 1回あたりの取引単位数量が多い(運用益は単位数量に比例するため)
  3. 設定レンジ内にてレート(株価)が推移する(レートが仕掛け内に無いと約定しないため)

このうち、#1は相場次第で自身ではコントロールできません。#2は運用資金次第、ということになりますが、atabowsは運用方針で未使用率のKPIを規定していますので、それを守る必要があります。

一方で、#3はレート(株価)が設定レンジ内、それもできるだけ中心部にあるほうが運用に安定感があるといえますし、状況を見ながら次にどこに優先的に投資資金を回せばよいかという目安にもなります。そこで、ここではリピート系の各取引においてレート(株価)がどのような状態にあるかを、5段階評価(シグナル判定)にて確認してきたいと思います。

なお、それぞれの取引における評価基準は下表となります。

取引名評価5評価4評価3評価2評価1
FXレンジの
中心50%内
レンジの
中心75%内

レンジ内
レンジ上抜けレンジ下抜け
CFDレンジの
中心50%内
レンジの
中心75%内

レンジ内
レンジ上抜けレンジ下抜け

それでは、今週の状況を見てみましょう。

今週は、USD/JPYが評価4、それ以外はいずれも評価5となりました。

USD/JPYに関して、評価4はレンジ内に収まっていますので、運用益(約定と決済の頻度)に影響はありません。

その他の取引に関しても、何もコメントはありません。

まとめ

最後にまとめとして、今週の総括および翌週の方針です。

今週の総括

  • 未使用率に関して、スワップ系は40.7%、リピート系は34.9%、リピート系の内訳としてFXは35.1%、CFDは34.6%、合計では36.9%といずれもKPIをクリアしている
  • 運用益に関して、合計は33,819円となり、目安のレンジ(33,000円~44,000円)内に収まる結果となった
  • リピート系の5段階評価に関して、USD/JPYは評価4、それ以外はいずれも評価5となった
  • 1月の累計運用益は、72,545円となった
  • 先週の週報に基づき、セントラル短資のMXN/JPYを手仕舞いし、リピート系(FX)及びスワップ系の追加設定を実施した

翌週の方針

  • スワップ系に関して、おまけの章で記載の対応を実施する
  • リピート系に関して、
    • レンジ内の追加設定は実施しない
    • レンジ外の追加設定は運用方針の通り

注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。

おまけ(スワップ系(低リスク)投資についての検証)

atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、

  1. 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
  2. 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)

がとても重要になってきます。

通常は、月次報告のおまけコーナーとして運用方針の見直しについて検討していますが、外貨exのFX口座で取引しているスワップ系(USD/JPY)の取引に関してざっくり試算したところ、早く方針を改訂したうえで運用を開始したほうが良いとの結論に至りましたので、週報にて整理しておきたいと思います。

というわけで、今回のお題は『スワップ系(低リスク)投資についての検証』としたいと思います。

背 景

atabowsは、運用の分散化を目的として、スワップ系とリピート系にて運用しています。このうちスワップ系に関して、新興国のトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドの3通貨による高レバレッジ*(といっても3倍以内ですが)、および先進国通貨として駐在終了時に持ち帰った10,000米ドルを低レバレッジ(2倍以内)で運用しています。また、リピート系に関しては、FX(7通貨)とCFD(日経225)にて資産運用をしています。
*注記:レバレッジ = 必要金額 ÷ 総資産

一方で、スワップ系に関して、今後各国の政策金利の低下が見込まれるなか、単位当たりのスワップポイントも減っていくことが予想されます。特に外貨exで運用しているUSD/JPYは低レバレッジの2倍で運用していますので、もう少しアグレッシブに運用をしていきたいと思います。

現在の状況と考察 

まずは、現状の取引状況を確認しておきます。

  • 取引通貨:USD/JPY
  • 資産金額:10,000USD*
  • 建玉数量:20,000USD(レバレッジ2倍)
  • 平均約定価格:135.00円/USD
  • ストップロス:設定なし
  • 2023年運用実績:164,044円(月平均13,670円)

*注記:スワップポイントは定期的に他の取引口座へ資金移動するため含まない

上記の通り、レバレッジ2倍で運用した結果、2024年の運用益は164,044円という結果となりました。これは全運用益(1,690,151円)の9.7%に当たります。一方、2024年末時点で、スワップ系(低リスク)の資産額は1,595,903円となりますので、総資産額(9,193,652円)の内17.4%を占めていることになります。

つまり、17.4%の資産を投入して9.7%の利益しか得ていない、かつ今後もスワップポイントは減少していくことが予想されることから、やはり何らかの対策を打ちたいと思います。

取引ルールの策定

上述のように、何らかの手を打ちたいとは思いますが、リスク(この場合のリスクとは、退場に対するリスクを指します)を高くとりたくはないので、取引ルールを下記とします。

  1. 現在の建玉にSL(設定値は135.2円/ドル)を設定する
  2. これにより、為替損が発生する前に建玉がクローズされる為、この分に対する取引証拠金は不要となる
  3. 追加の建玉はリピート系の方式を採用する。具体的には、
    • レバレッジは追加の設定分に対して2倍(20,000ドル)以内とする
    • 設定レンジは140.0円~162.5円とし、初期購入時には上級編を活用する
    • 1設定当たりの通貨数は2,000ドルとする
    • 買値幅および決済値幅は、共に2.5円とする

ここで、上級編とは 為替王さんが提唱しているやり方を参考にしています。

為替王 : 【祝】日経225株価3万2千円到達!リピート投資、儲かりすぎて建玉が売り切れ!嬉しい悲鳴!どうすればいい? - ライブドアブログ

対策4)上級編

最後に、私がたまに使う秘策としては「ある程度の株高水準の分まで先に買っておく」という手法があります。たとえば日経平均33,000円くらいまでは絶対ついて行くと決めている場合、そこまで上がる過程で逆指値で買っていくのではなくて、そこまでの仕掛けの何本分かの建玉も全部いまの水準で成行で買ってしまいます。そして、本来の売り指値で発注しておきます。そうしますと、本来の買い指値より安く買うわけですから、それぞれの建玉の利益が本来よりも上乗せされます。

具体的には、25年1月17日時点でのUSD/JPYの終値は156.22円でしたので、本来157.50、160.00、162.50円で購入する建玉を156.22円付近であらかじめ購入しておき、決済値は160.00、162.50、165.00円に入れておくことになります。

話を本題に戻しますが、この取引ルールの副作用としては、平均約定価格が上がってしまうことです。現有の建玉の平均約定価格は135.00円ですが、仮に全ての設定が規定通りに約定した後、実勢レートが135.00円を下回った場合、現有の建玉はSLにかかり、新設定分の建玉のみが残りますので、平均は151.25円となり16.25円上昇することになります。これにより、為替評価損は発生しやすくなりますが、一方で、平均が16円上昇してもレバレッジは2倍ですので、実勢レートが75円くらいまで下がらない限り強制ストップロスにはかかりませんので、含み損を抱えるという心情面さておき、運用上問題はありません。いざとなれば損出しの対象として処理すれば良いと判断します。

従いまして、さっそく来週から本取引方針を採用したいと思います。

最後に、追加の建玉は一応リピート系のような運用をしますが、決済値幅が大きいのでほとんど決済しないと思います。あくまで、ゆったりと運用する中でスワップポイントの獲得を狙っていきますので、取引のカテゴリーは、現状通りスワップ系(低リスク)と定義付けます。

投資は自己責任でお願いします。

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